近未来の『ひたちBRT』、その進化度合いを体験できる

海外諸国でも注目されている、地球環境に優しく、より速く安全に運行できるバス高速輸送システム(BRT)について、日本ではたとえば、道の駅日立おさかなセンター~JR常磐線常陸多賀駅の専用道区間を含む路線長約9kmで運行中の「ひたちBRT」が、年間約53万人に利用されている。

その「ひたちBRT」において、中型バスを用いた自動運転走行実証実験が行われることを今年9月当サイトでも紹介した。この実証事業を自動運転プロジェクトWebで情報公開しながら進めている、茨城交通みちのりHD日立市茨城県住友電工PSSI小糸製作所コイト電工KDDIKDDI総合研究所は今月26日、来る30日から来年3月5日までの間、平日8便/土日祝日6便の自動運転実証走行を実施することを発表した。

経済産業省・国土交通省の事業を受託した産総研が行う「中型自動運転バスによる実証実験」のバス運行事業者に選定された、茨城交通を軸に実施する。"ひたちBRT自動運転"では、通常のBRTバスもこれまでどおり運行され、ICHIBANSEN河西康之氏による"おさかなデザイン"ラッピングの施された自動運転バスが、増便ダイヤにて運行される。

今回の実証実験は、より広い地域――高萩市、日立市、東海村ひたちなか市が広域連携して実施する「ひたち圏域MaaS」の取り組みともコラボレーション。自動運転バスの乗車券の事前購入(10%引きの特典あり)や、大沼地区のデマンドタクシーとも連動し、将来のネットワーク型の交通サービスの提供を目指す。各種サービスはひたち圏域のモデルアプリ"Hitachi MaaS"から利用できる。

実証期間中は新型コロナウイルス感染症について十分に対策し、安心してご乗車頂ける環境を作るという。各企業と自治体が協力し、安全に走行出来る環境づくりと技術検証を行っている。自動運転バスの試乗予約は専用サイトからできる。