世界No.1顔認証技術と統合コマース基盤で手ぶら決済サービスを

この仕組みは店頭とオンラインの決済を統合し、多様なチャネルでシームレスな買い物体験を提供する。世界25カ国に展開しているユニファイドコマースソリューションであり、プログラマブルなAPIとSDK、統一ダッシュボードを通じ、複数チャネルでリアルタイムに顧客の行動が把握できる環境を届けるという。

StripeNECは5日、前者のユニファイドコマースソリューション「Stripe Terminal」に対応した決済用端末「Stripe Reader S700」と、後者の顔認証技術を活用した決済サービスの連携の検討を開始した。

決済端末および決済サービス・機能と、世界No.1の精度(米国NISTによる顔認証ベンチマークテスト)を誇る顔認証技術を用いたフェース決済の組み合わせにより、安心・簡単・便利な手ぶら決済を提供し、顧客体験価値の向上を目指す。

かたや「本コラボレーションにより――NECが世界に誇る高精度な顔認証技術を用いた顔認証決済がユニファイドコマースソリューションStripe Terminalで利用できるようになります。世界の消費者に、店頭でのよりスムーズな購買体験をお届けできることを嬉しく思います」とし、かたや「ユニファイドコマースソリューションStripe Terminalの高度なカスタマイズ性が、対面での決済シーンにおける様々な課題解決に貢献すると確信しています」とした。

両社は今月12日~14日に開催されるSingapore FinTech Festivalにて、顔認証決済が体験可能なデモを実施する。今回のデモを体験できる決済デバイスStripe Reader S700は、Stripe Terminalと連動していて、カスタムPOSに対応するAndroidベースのスマートリーダーで、スマートフォンのような直感的な操作が可能なWi-Fi対応モデルだという。