海底から宇宙に至る多様な領域でIT(情報技術)サービスを届けてきた。構想から実装まで一貫して手がける開発力を強みに、顧客の理想に寄り添いながら技術で応え、変化の先を共に、誠実に、真っ直ぐに描くという。
NTTデータCCSは11月5日と6日に、オプテックス、Netsdar Robot Solutions、日本オーチスと連携し、新しい技術や画期的なアイディアによって様々な社会課題を解決していく先進的なまちづくりにチャレンジするプロジェクト「Fukuoka Smart East」の一環として、宅配業務の効率化を目的とした実証実験を福岡市東区のUR賃貸住宅にて実施する。
少子高齢化など、まちづくりの多様な課題を解決しながら、持続的に発展していくため、最先端の技術革新の導入などによる、快適で質の高いライフスタイルと都市空間を創出し、未来に誇れるモデル都市の実現を目指している。FUKUOKA Smart EAST 推進コンソーシアム(九州大学、UR都市機構、福岡市、福岡地域戦略推進協議会)が駆動する先進的なまちづくりが同プロジェクトであり、今回――
URアーベイン貝塚駅前32号棟ならびにURアーベインルネス香椎3号棟にて、①宅配員が専用アプリで利用者に解錠承認を依頼、②解錠承認後、エントランスに近づくと、オートロックがハンズフリーで解錠、③ロボットがドアの開閉を感知し、エントランスに移動、④宅配員がロボットに荷物を預ける、⑤ロボットがエレベーターと連携し、目的の部屋まで荷物を運搬、⑥利用者が自室で荷物を受取り(到着をアプリで通知)といった一連の流れを検証する。
スマートフォンを活用して荷物を受取人宅まで自動配送する仕組みを実証する、4社共同体の代表企業である同社は、今般の取り組みについて、宅配業界の人手不足や再配達問題等の課題解決にもつながることが期待されているという。