OSSユーザー向けにAPIのログ収集と利用傾向分析を可能にする

先端ITが普及している。今日、市場環境の急変と顧客ニーズの多様化に直面している多くの企業が、社内外サービス間連携によるオープンイノベーションを積極推進している。同連携の中核であるAPIは、新規事業機会の発見、新サービス開発や継続的なサービス改善等につながる重要資産となっている。

そのため、それらをより効率的にするAPI管理領域で世界的に高い評価を得ているこのオープンソースAPI Gatewayを導入する日本企業が増えている。一方で、アクセスログ収集や高度な分析を充分に行う際に必要となるプラン変更ないしログ分析基盤の導入が、費用を抑えて手軽にAPI活用を進めたい企業にて障壁になっていたという。

TISは、Kongが提供するKong Gateway(OSS)のユーザーに向けて、APIのログ収集と利用傾向分析を可能にする「API分析・活用アドバイザリーサービス」を10月27日に提供開始した。

①Kong Gatewayからプラン変更不要でAPI分析の機能を提供、②Kong Gatewayについて熟知した専属のシステムエンジニアによる技術支援、③シンプルな構成と安価なコストによって手軽に導入が可能といった特長を有する。同サービスにより、顧客はAPI戦略の現状把握と具体的な計画策定に必要な情報が把握できる。そして自らは、新たなビジネス機会の創出や継続的なサービス改善を支援するという。

同社は今後も、Kongの「API First」コンセプトをベースに、国内市場のAPIナレッジ・技術不足や検討初期から活用検討支援といったニーズに即したTIS独自のカスタマイズを加え、最適なデジタルプラットフォームの構築・フルライフサイクルAPI管理の実現を後援していく構えであり、11月12日のウェビナー「Kong API Summit Japan 2025」に最上位のPlatinumスポンサーとして登壇する。