名だたるパートナー企業提供AIエージェントとセキュアかつ円滑連携

AIエージェントの発展は著しい。その活用により業務の大幅な効率化と高度化を狙う企業は、AIエージェントを大量構築する必要に迫られているという。

アクセンチュアは2日(米国東海岸時間)、多様なAIエージェントを企業内で横断的に連携させられる「Trusted Agent Huddle™」を発表した。これは「AI Refinery」プラットフォームの一部であり、パートナー企業が提供するAIエージェントとのセキュアかつ円滑な連携を達成する。

AdobeAWSDatabricksGoogle CloudMetaMicrosoftNVIDIAOracleSalesforceSAPServiceNowSnowflakeWorkdayなどのAIエージェントとつながる。同プラットフォームを利用することで、ビジネスユーザーが開発したAIエージェントは、統一された環境でスムーズに連携できる。特定のタスクやビジネス目標に応じて最適なAIエージェントを選択し、それらを管理できる。

企業はAgent2AgentModel Context Protocolといったオープンで標準化されたプロトコルを用いて、AIエージェントを同プラットフォームに構築――複数部門・システム横断型のより広範な業務プロセス変革が可能になる。Trusted Agent Huddleは独自アルゴリズムにてAIエージェントのパフォーマンスを評価し、効果的な連携を実現する。当該プロセスはいずれ信頼性スコアの開発に向けた基盤となる。

クラウドに保有してある自社AIエージェントは、その機能を維持しつつ同プラットフォームに円滑に統合できる。同プラットフォーム上で新たなAIエージェントの構築も可能となり、その際には同社のAIエージェントビルダーを活用し、ビジネス要件の変化にエージェントを適応させるサービスも提供されるという。