婚活DX、AI活用型の婚活支援サービスで会員と仲人に新たな価値を

結婚が成り立つ。パートナーの契りを交わす。すなわち「成婚」。そこから始まるデータを保有している点は当社ならではの強みであり、データ資産を活かしたサービスの進化は、当社の提供価値をさらに高めていくものと考えているという。

IBJと、日本マイクロソフトは、AI技術を活用した新サービスリリースに向け連携した。この連携では、国内最多(日本マーケティングリサーチ機構調べ)の成婚数を誇る前者が保有する膨大な婚活データと、後者の最先端AI技術を融合し、より効率的で効果的な婚活支援の実現をめざす。両社の強みを活かして、「AIによる新たな婚活支援サービス」を開発。従来の婚活システムを革新し、会員と仲人に新たな価値を提供することを目標とする。

新サービスの"AIによるお相手紹介機能"では、IBJが保有する婚活会員の活動データと成婚データを解析し、「成婚になりやすい」「交際に進みやすい」「お見合いが組みやすい」といったAIが最適な"お相手"を自動的に提案する機能を届ける。これにより、会員は効率的に理想の"お相手"を見つけることができる。成婚の可能性が向上する。

"お見合い練習相手サービス"では、初対面の相手とのコミュニケーションに不安を覚える人たちのために、AIにてリアルな会話を再現するお見合いシミュレーションを行い、AIがお見合い練習相手として振る舞うサービスを提供する。実践的な練習により、会員が本番のお見合いに自信を持って臨めるようサポートする。

将来的には、仲人業務をAIがサポートする役割を果たす予定だ。そうすることで、仲人は業務効率を高めつつ一人ひとりの会員に寄り添うことにより多くの時間を使えて、きめ細やかなサービスの提供が可能になるという。両社は今後も連携を強化し、AIを活用したさらなる婚活支援サービスの開発を進めて、テクノロジーと人の力を掛け合わせた新しい婚活を創出していく構えだ。