セキュアアクセスサービスのエッジ導入~運用を包括的に支援する

リモートワークやクラウドサービス利用が普及した。近年、社外からのアクセスや、社内データの外部保存等が増え、ネットワークセキュリティの重要性が高まっているが、管理・運用面の労力と高い専門知識が求められる「ゼロトラスト」の導入を躊躇う企業は少なくないという。

TISは7日、「ゼロトラストネットワーク導入サービス for Microsoft Entra」の提供を開始した。同サービスはインターネットリソースへの安全なアクセスを提供するセキュアウェブゲートウェイ(SWG)や、プライベートリソースへのゼロトラストネットワークアクセスを実現する「Microsoft Entra Internet Access」および「Microsoft Entra Private Access」の導入から運用までをトータルでサポートする。

Microsoftのセキュリティサービスエッジ(SSE)ソリューションは、ゼロトラストセキュリティを基本に、クラウドおよびオンプレミス環境におけるユーザーアクセスを統合的に管理し、利便性を両立するサービスであり、これにより、オフィスでもリモートでも、安全かつ円滑に業務遂行できる。Entra Internet AccessとEntra Private Accessの導入を検討する企業向けに提供される。

上記新サービスは、①企業に最適なゼロトラスト環境を構築、②セキュリティ強化と運用効率化、③コスト削減と導入のしやすさを特長とする。①では既存Microsoft 365環境やMicrosoft Entra IDと統合、最小コストでネットワークを安全にし、各種設定・管理・制御の最適化を支援し、エージェントの配布・設定~本番環境展開をサポート。

ゼロトラストモデルベースでセキュリティを強化する②では、SOCとNOCの連携運用を同社が提供することで、企業側の運用負担を大幅に削減するという。