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業務DXによりデータの蓄積が進む。AIやRPAなど自動化技術の進化により、プロセスマイニング市場の持続成長が期待されている。欧米では採掘ツールの活用により、数十億円のコスト削減効果をあげた企業もあり、当該取り組みに日本企業も関心を寄せている。
昨今、ビジネス環境が激変しているなか、データおよびプロセスマイニングツールを活用し、継続的にプロセスを最適化していく必要があるとされている。多くの企業はしかし、人手不足により業務プロセスの改善が難しい。BPR(業務改革)が一過性になりやすく、持続的改善につながりづらいといった課題を抱えているという。
TISは、業務プロセス最適化を目的として、業務処理パターンを可視化、改善ポイントを迅速かつ正確に特定し、BPR要否に関する意思決定を支援する「プロセスマイニング活用サービス」を開始――同サービス中の仕組みの第一弾として13日、プロセスマイニングツールの利用とコンサルティングサービスを組み合わせた「プロセスマイニングQuickWinサービス」の提供を始めた。
上記活用サービスは、調達業務・財務業務、生産プロセス、内部不正検知・リスク管理、配送プロセス・在庫管理、顧客対応プロセス、レガシーシステムのas-is分析、IT運用管理の領域に課題を抱える企業に対し、上記ツールを活用したコンサルから導入後の継続管理までを一貫してサポートする。
そしてその第一弾となるQuickWinサービスは、特定業務データを同社環境のプロセスマイニングツールに投入し、業務プロセスの可視化と改善箇所・解決策の特定、効果試算までを素早く提供。「データドリブン経営により企業価値の最大化を実現」「スピーディにボトルネックを特定」「運用コスト軽減・スループット向上」「コンサルティングから導入後の運用管理までサポート」「初期投資を抑えた短期間での効果実感」といった特長を備えているという。