生成AI環境と各種支援サービスを用いて業務課題解決へ

生成AIの導入・検討がブームだ。多くはしかし、「具体的な業務での活用方法が分からない」「社内に生成AIの活用ノウハウが不足している」「PoCの実施に課題を感じている」「安全性や生成AIの回答品質に疑問がある」などとして導入に踏み切れなかったり、有効活用しきれていないのが実情だという。

日立ソリューションズ・クリエイトは今月31日、生成AIを安全かつ容易に業務活用できる「AIプラス 生成AIソリューション」の提供を開始する。同ソリューションは、生成AIの環境から、教育、課題整理や価値検証、顧客専用の個別システム開発までを一貫して届けることで、法人顧客における生成AIの活用を強力にサポートする。

①生成AIアシスタント――多様な生成AIモデル(Azure OpenAIAmazon BedrockGoogle Geminiなど)を活用可能、業務活用が容易、Microsoft365と連携、精度向上機能も提供、高いセキュリティといった特長を有する生成AI環境――の提供、②生成AIの基礎教育、③課題整理の支援、④価値検証の支援、⑤個別システム開発を特徴とする。

「生成AIの導入検討を開始した」「すでに導入済みではあるものの、あまり活用できていない」「具体的なシステム開発を検討中で支援を求めている」といった顧客に、安心してすぐに活用してもらえる生成AI環境を提供するだけでなく、状況に合わせて柔軟に対応可能な伴走型の各種支援サービスを通じて、顧客に最適なソリューションを提供するという。

同社は今後も最新の生成AI技術を活かし、自社製品・サービスとの連携や協業パートナーとの協創、生成AI活用のユースケースを積み上げた業務特化型サービスの提供を進めていく。そして、生成AIの活用による顧客の企業価値向上、さらには顧客のシステムを通じてエンドユーザーの利便性向上に貢献していく構えだ。