快適で健康な暮らしと脱炭素化の実現を目指し、所定基準以上の仕様を満たす集合住宅を提供している。その企業は、マンションギャラリー及び自社施工・建設現場で使用する電力を100%再エネ由来に随時切り替えるなど、サステイナブルな取り組みを積極的に推進している。
一方、電気自動車（EV）に関するノウハウやネットワークを活かし、脱炭素、災害対策、エネルギー管理、観光、交通系等の地域課題解決により社会変革をしていく日本電動化アクションを推進。SDGs達成やEV普及によるゼロエミッション社会の実現を通じ、人とクルマと自然が共生し、住む人がワクワクするまちをつくる。地域社会の発展に向けて、全国の自治体・企業と共に活動しているという。
原則「ZEH-M Oriented」（資源エネルギー庁PDF資料P.6）以上のマンションを提供する穴吹工務店と、上記アクション「ブルー・スイッチ」を推進する日産自動車および日産プリンス香川は、環境に配慮した住まいづくり及びまちづくりに賛同し合い、「電気自動車を活用した脱炭素化及び強靭化に関する連携協定」を今月8日に締結した。①EVの普及促進・利活用に関すること、②災害時のEVの活用に関することで連携する。
①で同工務店は、EV普及促進を図るため、開発マンション等への充電インフラの整備を推進し、日産は必要な情報を提供する。日産および日産プリンス香川は、穴吹工務店の香川県内における環境意識向上やEVの普及啓発、防災広報活動目的のEV展示などに、必要に応じて協力する。
②では高松市内の常設マンションギャラリー「サーパスプラザ」周辺において、災害による停電が発生した際、日産プリンス香川が貸与するEVと穴吹工務店のEV社用車を活用し、地域住民へ給電スポットを提供する。同スポットではスマホ等の充電、電子レンジや電気ポットなども使用可能とすることで地域の防災拠点化を目指すという。