スマートホームでの生活行動をAI解析し新サービスの提案につなげる

あらゆるモノがネットにつながる時代となった。現在、スマホで制御できる家のIoT機器やスマート家電は数多存在し、それらが取得するのは単純な「操作ログ」だが、当社のスマートホームサービスでは、「生活ログ」としてデータが蓄積されるという。

積水ハウスは、一昨年末に「PLATFORM HOUSE touch」を発売して以降1,800邸超にスマートホームサービスを提供し、様々なデータを大量蓄積/ビッグデータ化してきた。そして今回、博報堂と共同で、当該ビッグデータのAI解析を用いて、住まい手が意識していない「行動の源泉」などを可視化する、プラットフォームハウス構想における「健康・つながり・学びのサービスのキュレーション」(参考:経産省PDF)に向けた取り組みを開始する。

窓シャッターの開閉や玄関ドアの施解錠など、無意識の操作に関するデータを、間取りや家族構成と紐づけた総合データ「生活ログ」として蓄積。同ログを、個人情報を排した形でAI解析――2023年度内に解析プロセスをアルゴリズム化――することで「生活モーメント(商標出願中)」を推測・可視化し、同モーメントをAI解析することで、住まい手の「生活習慣」や「行動の源泉(潜在意識)」も見える化する。

プラットフォームハウスタッチは、様々な接続機器と通信し、住まい手の情報を活用するため、CCDS(重要生活機器セキュリティ協議会)認証を取得するなど宅内におけるセキュリティ対策を最重要課題としてある。蓄積データは、住まい手へより豊かな暮らしを提供するために利用し、事前に同意を得た住まい手のデータのみを解析に利用することで、顧客に安心して使用してもらえる環境を確保。

今般、住まい手個人や家族に寄り添ったサービスの提案を目指し、サービス事業者とのデータ連携を行う予定だが、データ提供の際はオプトインを実施し、提供希望かつ同意を得た顧客のみでそれを行うという。