データ分析業務をスマートにする、環境を最短1ヶ月で築く

日本でもデータドリブンな社会・産業構造の構築が始まった――。今日、マーケティング戦略の検討、データに基づく意思決定など、経営においてデータ分析業務は重要である。データ分析を最大限活用するには、自社にあった環境を築くことから始める必要があるという。

三菱総研DCSは、上記所要環境の構築から利用開始までを最短1カ月で実現するサービス「データ分析スマートスタート」を7月1日より提供する。新サービスは、データ活用を始めようと考えているとか、データ活用方法を見つけるため小規模な環境から始めたいといった顧客の要望に柔軟に対応し、クラウドサービスやデータ活用の価値最大化を支援する、同社のサービスブランド「FQ Smart+」に追加される。

今回、SASの各種データ分析ソリューションを要望に応じ組み合わせて提供する。データ分析スマートスタートのクイックプランは、①ヒアリング結果に沿って、AWS上に分析環境――SAS Viyaを約1ヶ月(申込みやAWS環境準備の期間は除く)で構築。データ活用を迅速に開始可能。②ツール(SAS Viya)の利用もDCSエンジニアがサポート。環境構築後にサンプルデータを使ったデータ加工とレポート作成方法をレクチャー。

③データ活用における課題解決を経験豊富なDCSデータサイエンティストがサポート(データ活用支援オプションとして提供)、といった特長を備えているという。顧客のデータ活用要件(分析や可視化等の具体的な内容)に応じて、データ分析環境の構築をオーダーメイドで提供する「しっかりプラン」も用意しているとした。

同社は、「クイックプラン」にデータバックアップ等の機能や各種パブリッククラウドのサポートを追加する、新プランを2024年にリリースする予定だという。FQ Smart+について、これからもサービスラインアップ拡充し、サービスの価値向上を図っていく考えだ。