サプライチェーンをAIで効率化、見積~入金プロセスを加速する

多くの企業は複雑でコストのかかる分断システムに悩まされている。それらがビジネスプロセスを遅らせ、財務の正確性と収益性に影響を及ぼしている。昨今の課題に対処し、インサイトの提供スピードと精度を向上させるために――

企業はサプライチェーンのプロセスにAIと自動化が組み込まれた統合プラットフォームを必要としているという。オラクルは、顧客企業がより少ないリソースでより多くのことを達成できるよう、「Oracle Fusion Cloud Applications Suite」全体に新機能を追加し、顧客がサプライチェーン計画を加速させ、業務効率を向上し、財務の正確性を改善できるようサポートする。

新機能には「Oracle Cloud SCM」による新しいプランニング機能すなわち「Oracle Supply Chain Planning」のAIによる新しいリードタイム予測、従量課金による価格設定機能、チャネル収益マネジメントの自動化に資する新しいリベート管理機能に加えて、「Oracle Fusion Applications」による見積から入金までのプロセスの強化が含まれている。

「Oracle Fusion Applications Suite」の一部である「Oracle Cloud SCM」は、企業がサプライチェーンプロセスをシームレスにつなぎ、変化する需要、供給、および市場の状況に迅速に対応できるよう支援する。財務、サプライチェーン、人事、カスタマーエクスペリエンスのアプリケーションなど、単一の、統合されたクラウドプラットフォーム上で、最も完全なエンタープライズアプリケーション一式を提供しているという。

同社の自己更新型プラットフォームでは、90日ごとに新機能が追加される。そのため顧客は、ダウンタイムやビジネスの中断を最小限にして、継続的なIT(情報技術)イノベーションを利用できるという。