サイバー攻撃ないしデータ侵害に対する耐性および弾性を一層強化する

サイバー攻撃が巧妙化している。この世界で事業を確実に継続させる、包括的なサイバーレジリエンス戦略が求められる企業・団体は、データのイミュータビリティ(不変性)と隔離(外部保管)、即時大規模復旧など、データセントリックなアプローチに重点を置き――

データセキュリティとデータ管理の体制を改善しようとしている。顧客組織において、今日の脅威の状況に対する課題や、自信を持って迅速に復旧するニーズに応えられるという。Cohesityは2月27日、「Cohesity Data Cloud」の最新版7.0ソフトウェアリリースを発表した。同リリース(詳細:英文Blog)では、サイバー攻撃からのデータ保護と安全確保のために、より強化されたサイバーレジリエンス機能を提供する。

①特権的なアクセスの強化、②ファイルとオブジェクトのランサムウェアからの復旧を高速化、③プラットフォームとワークロードのサポート拡大による攻撃対象の縮小を具現化した。①ではバックアップデータの改ざんを一層困難にするほか、悪意のある脅威者からデータを保護することができる。②ではデータをSmartFilesに移行し、安全な長期保存とデータの不変性を実現するとともに、最重要アプリケーションのコスト・規模・性能を最適化できる。

ローカルバックアップをサポートし、プライベートクラウドのデプロイに対応する。非構造化データや異種データの管理・保護・復旧をシンプルかつ効率的に行うことで、システム障害や悪意のある攻撃からの迅速な復旧が可能になる。企業・団体は多様な異種環境をサポートする拡張性に優れたプラットフォームで、データの回復を容易にできる。

顧客やパートナーから選ばれる理由をCEOが語る(YouTube)。同社は5月22日~24日、ラスベガスにて開催するデータ管理とデータセキュリティのサミット「Catalyst」への参加を呼びかけている。