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給与と勤怠管理のシステムを自動連携、リスク低減と業務の効率化へ
今年9月26日、MJSは、同社の給与システム5製品と、クロノスの勤怠管理システム「クロノスPerformance」「クロノスPerformanceクラウド」とのAPI連携を開始した。今回のAPI連携により、各システムに登録された氏名、所属部門など社員情報の相互連携が可能となるほか、勤怠管理システムに登録された出勤日数、勤務時間、休暇日数などの情報をワンクリックで給与システムに自動連携することができる。
それぞれのシステムで個別対応していたマスタ―データのメンテナンスや、二重管理を不要とし、入力・修正ミスの低減と業務効率化をサポートする。データ連携に際し、システムごとに行っていたCSVファイルの出力・受け入れ作業も不要となるので、スムーズな連携が可能となるほか、CSVファイルからの個人情報漏えいリスクを削減できる。
このたび連携対象となるMJSシステムは、中堅企業向けの「Galileopt DX 給与大将」、中堅・中小企業向けの「MJSLINK DX 給与大将」、中小企業向けの「ACELINK NX-CE 給与」、会計事務所向け「ACELINK NX-Pro 給与計算」、中小・小規模企業及び個人事業主向け「かんたんクラウド給与」だという。
同社は各社製品とのAPI連携を順次拡大していく。パートナーシップを強化して、顧客に総合的なソリューションを提供する。ERP製品や各種サービスを通じ企業のDX推進を支援し、月次決算の早期化、中堅・中小企業ならびに会計事務所と顧問先企業の経営の高度化と企業価値向上にも貢献していく考えだ。