国内最詳級の住宅地図×世界No.1CRMにて、調査業務等を効率化

昨今、営業活動は個人型から組織型への移行が加速している。一方、CRM(顧客関係管理)の世界をリードする、No.1製品の導入が日本でも進んでいて、同製品上でプロ仕様の詳細な住宅地図を見ながら情報の登録・収集を行い、それらを営業戦略に活用するニーズが高まっている。

大きな需要はあっても、これまでSalesforce Lightning ExperienceUIで、ゼンリン住宅地図とシームレスに連携したサービスはなかったという。BizXaaS Mapを展開するNTTデータは7月29日、セールスフォース・ジャパンのSalesforce上でゼンリンの住宅地図データ(ブルーマップなどの各種コンテンツ)を活用できるサービス「Location Manager™」の提供を開始した。

一軒一軒の建物名称、表札情報(戸建て・マンション入居者名、ビルテナント名)が確認でき、戸別訪問や不動産管理に欠かせない地図情報として活用――。上記新サービスは企業が持つ不動産情報や営業計画と、建物名称・地番・用途地域・相続税路線価などのゼンリン地図情報とを連携できる。Salesforce AppExchangeからインストールするだけで利用でき、ノーコードで追加のシステム開発無くスピーディーに導入が可能だ。

「不動産管理・評価」「出店検討・エリア管理」「営業渉外、保守・メンテナンス」といった利用シーンが想定されている。Location Managerは、世界No.1CRMに地図業務を統合して業務の生産性や質の向上を図る全顧客に最適なサービスだという。NTTデータは、ファーストユーザーとして、オリックス銀行が今月同サービスを導入することも明らかにした。

同顧客はSalesforce上で直接地図を見ながら、社内で蓄積された不動産情報を確認することで、精度の高い不動産価値を算出――融資審査業務に活用する予定とのことだ。