HR総研の「2021年卒及び2022年卒採用活動動向調査」にそれが示されていて、自社共催の「就職活動におけるデータ利活用についての意識調査」では75%の学生がメリットのあるデータ利活用に賛成――。採用DXの促進は企業・学生双方でで不可欠なものになってきたという。エクサウィザーズは、ヒューマネージと録画面接の分野において、AI予測分析サービス「exaBase 予測・分析」と採用管理システム「i-web」との連携を開始した。
ヒューマネージ提供の「i-web」において、録画面接の選考判定をベースに、「exaBase 予測・分析」が各社の合否基準に基づいたAIモデルの構築を具現化し、利用現場における採用担当のより精緻な意思決定をサポートする。
上記連携で利用するAI判定モデルは、「多数のAI案件を支援するエクサウィザーズの独自アルゴリズムを活用」、「利用企業独自のAI判定モデルを構築」、「AI判定モデルの詳細レポートの提供による非ブラックボックス化」、「結果に影響を与えた項目の提示による説明性の向上」といった特長を備え、結果の要因把握を可能にする。
合格人材の集団の傾向を分析したAIが、統一した指標でリアルタイムに予測。人物像という定性的で属人的な判断になりがちな合格基準を、定量化および可視化する。これにより、顧客は、膨大かつ慎重な作業が必要な採用業務を精緻化・効率化することが可能となり、新たな時間を創出できる。そうした時間を、応募者との対話や、深い理解に振り向けることで、よりいっそう人物本位の選考が行えるようになるという。