ブリヂストンタイヤソリューションジャパンは、日本国内の輸送事業者向けに、タイヤの空気圧と温度を遠隔モニタリングするデジタルソリューションツール「Tirematics」(20年12月発表記事)を活用した新サービス「リアルタイムモニタリング」を9月20日より提供する。
数分の通信頻度でタイヤの空気圧と温度を遠隔監視できる。ユーザー企業は日々のタイヤ点検精度を向上させ、タイヤ起因の運行トラブルの未然防止につなげられる。新サービスは、走行中にタイヤの空気圧や温度に異常が検知された際、車両・運行管理者等にメールやデジタコ(一部機種)の運行管理システムでアラート通知すると共に、デジタコからドライバーにも直接通知する。
遠隔でタイヤの状態とデジタコを通じた車両位置情報が確認できることで、日本全国に900以上の拠点を持つ「ブリヂストンサービスネットワーク(BSN)」を活用した迅速なメンテナンスサービスの提供も可能となり、顧客のさらなる安全運行と安定稼働に寄与する。タイヤ空気圧の適正管理を支援し、空気圧不足による車両燃費の悪化を防ぎ、車両走行中のCO2排出量削減などの環境負荷低減にも貢献する。
ブリヂストングループは、「Tirematics」を活用した各種ソリューションサービスを通じて輸送ビジネスを足元から支えることで、"Bridgestone E8 Commitment"に掲げる「Extension 人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支えていくこと」および「Economy モビリティとオペレーションの経済価値を最大化すること」に心を尽くしていくという。