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経営判断をDX、予実分析プラスαのテンプレートにて次の行動へ
勘と経験による従来型の経営判断や、「過去に起きたこと(=実績)」を見て「なぜ起きたのか」を分析する予防的施策検討を続けている状況にある。一方で、AI/ビッグデータを活用した需要・市場動向予測をする業績管理サービスが注目されている。そこで今後求められる、データ利活用とは、単なる「予実の答え合わせができる」ではなく、「将来を予測し、目標達成に向けて前向きに意思決定・アクションをとることができる」に変化しているという。
TISは14日、製造業向けクラウド「予測型経営DXサービス」に予測を業務に活かす予予分析業務テンプレートを追加提供するとした。将来を見通した意思決定を迅速に行い、変化に対して事前に策を打つためのより詳細な分析を可能にする、同テンプレートにより、顧客は実績値をつかむ前の早期に対象製品やその製品に影響を与える指標の変化・兆候を把握し、分析することが可能となる。そして、より意味のあるアクションへつなげることができる。
同クラウドサービスは、AI予測を基にした意思決定による経営高度化を促進する。そこに今回追加された予予分析業務テンプレートは、従来型の予実分析だけでなく計画と予測の差異分析を行う予予分析に対応するための「標準的な業務プロセス」と、データモデルや分析レポート等の「事前定義済みコンテンツ」を一気通貫で提供している。
同社は当該サービスを、TISインテックグループビジネスサミット2022でも紹介していて、興味のある人は今月29日まで、「予測型経営の実現に向けて」と題したセッション【F2】のアーカイブにて情報を得られる(要申込み)という。