人財管理システムを最新化、柔軟対応と業務効率アップへ

そのしくみは販売開始から今年で20年を迎えた。これまで、タレントマネジメントやAI(人工知能)やモバイル機能など、時代のニーズに応える様々な先進機能を実装してきた。今日、大手企業向け人事DXシステムとして多くの採用実績があるという。

ISIDは、統合人事システム「POSITIVE」Ver.7.0を8月より提供する。この最新版では、ユーザビリティ向上を目的にUI(ユーザーインターフェース)の刷新に加え、29項目の機能強化・改善を実施した。また、開発・導入・保守の生産性向上ツール「POSITIVE OPTIMUS」シリーズについても新たなラインアップを今秋に提供開始する。

今回、UI刷新では、利用頻度の高いログイン画面やトップメニュー、およびPOSITIVEの全画面で共通利用するフレームを新しいデザインにした。アイコンにはフラットデザインを採用することで、より高い視認性を達成している。さらには、承認が必要な申請件数を把握できる通知ベルアイコン、各機能へスムーズな遷移が可能となるメニューエリアを新設することで、通知情報や選択肢を可視化し、より直感的な操作性を実現した。

POSITIVEの開発・導入・保守の生産性向上を目的に提供している上記シリーズに、導入生産性向上ツール「OPTIMUS-Implementation」と保守効率化ツール「OPTIMUS-Maintenance」を追加し、秋に発売する。導入先グループ企業の制度・規定にあわせて、設定内容をきめ細かく定義できる、前者は複製後の修正作業を大幅に削減し、品質向上にも寄与する。後者は各種法改正対応などの更新プログラムを適切に自動適用するという。

同社は上記機能・サービス拡充とともに、代理店・パートナー企業との連携を含めたアライアンス体制の強化を図り、日本企業の人事業務の生産性向上や、高度な人財マネジメントを支援していく構えだ。