企業や自治体でDXを効果的に進めるには、単にDXソリューションを導入するだけではなく、業務プロセスや業務負荷の現状を把握し、生産性が低下している要因を突き止めたうえで、実態に沿った最適な対策の立案や実行につなげていくことが不可欠になるという。NECネッツエスアイは1日、働き方データの集約による業務状況の可視化・分析を通じて、業務効率化や生産性向上につなげる「ワークスタイルマネジメントサービス」の提供を開始した。
"多方面からの業務分析による課題抽出"、"ワンストップの支援"、"自社実践のノウハウ活用"といった特長を備えた。同サービスは、オンプレミス型システムやクラウドサービスから働き方データを集約・可視化・共有する機能を提供し、顧客のデータ分析および課題抽出をサポートする。多様なデータを活用でき、根本的な課題や新たな課題の発見を可能とし、業務効率化や生産性向上に貢献する。
実際の活用方法や定着化に向けた活動、業務分析および改善の事例など、自社実践により培ったノウハウを活用し、顧客が抱える課題に対する解決策を提供するほか、多角的なサポートを行う。いずれデータ分析結果を用いた業務改革提案や、顧客のビジネス変革に向けたコンサルティングまでを視野に入れたサービス展開を目指していくという。
同社は、事業ブランド「Symphonict」のもと、顧客のデジタルシフトを実現し、働き方やまちづくりに関する顧客課題の解決に努めている。これからも自社実践で培ったノウハウを活かし、自社のデータ活用基盤の高度化を進めて、提供価値を高めていく考えだ。