従業員の働く場所がオフィス、自宅、顧客先など多様化したことで、従来のやり方では労務管理が難しくなっている、といった声を顧客より多く頂戴していたという。インテックは、統合ログ管理ソフトウェア「LogRevi」の働き方改革支援関連オプション機能として、「働き方可視化ダッシュボード」を追加。この新機能を今月より提供する。
同社が独自開発した働き方可視化評価ロジック――ログからPC操作時間/無操作時間などの働き方に関する情報を従業員ごとに集約して集計データを作成する集計処理と、集計データの発生頻度や重みづけ設定からスコア化する評価処理とでなるしくみ――を用いることで、管理者による従業員の働き方の分析をサポートする。「働き方可視化ダッシュボード」は、多種多様なログから働き方を多角的に見える化する。
働き方を独自の評価軸で数値化、働き方可視化の分析結果を言語化といった特長も備えた。従業員のPC操作ログや勤怠管理システムなどの客観的データから、個人の働き方をスコア化し、就業時間中の不就労やサービス残業などの労務管理上確認すべき事象について、「LogRevi」から気付きを促すことで、労務管理上確認が必要な個人、または組織を絞り込むことがより簡単にできるようになるという。
こんご分析種類の拡充などで同ダッシュボードを強化しつつ、一般従業員も自身のダッシュボードを確認できるようにする、"セルフマネジメント"を後援する「LogRevi」の機能強化を予定している。同社は、企業の働き方の質や生産性の向上について、ログ活用の側面から支援する機能の開発を引き続き行っていく考えだ。