多要素認証と各種ログイン管理でさまざまな働き方に対応する

コロナ禍により「働き方改革」が進み、各所でデジタルトランスフォーメーションも真剣に考えられるようになった。新たな生活・業務様式を支えるエンタープライズITには、高度なセキュリティ対策とユーザー利便性の両立が求められる。

今月11日、オーシャンブリッジは、 マイクロソフトのActive Directoryと連携し多要素認証(MFA)と多彩なログイン管理を実現するITツールの最新版「UserLock11.1」を提供開始した。この最新版では、従来ベータ提供されていた"UserLock SSO(シングルサインオン)"および社内ネットワーク非接続状態でも各種ログイン制限を有効化する"UserLock Anywhere"が正式サポートされた。

ハイブリッド環境・ハイブリッドワークなどいっそう幅広い用途で利用できるようになった。「UserLock11.1」は、オンプレミスのActive Directoryの認証情報を基にOffice 365AWSGoogle WorkspacesSalesforceBoxDropboxなどやSAML2.0対応の各種クラウドアプリへの安全かつ自動ログインが可能。SSOとMFAを組み合わせることで、SaaSへの不正アクセスに対する比類ない保護を提供する。

UserLock Anywhere利用時には、保護対象マシンが社内ネットワークに接続できない状態でも、デスクトップエージェントがインターネットを介してUserLockサーバーと通信し、UserLockの保護ルールを適用できるようになる。これにより、VPNで社内ネットワークへの接続を行っていないマシンにおいても、各種ログイン制限を有効化でき、リモートワーク/テレワーク時でも、社員の働き過ぎの抑止や勤務実態の把握が可能になるという。

「UserLock11.1」は無料体験版が用意されている(申込みサイト)。