電子承認・決済中にユーザー間でチャットができる、システム連携も

IT(情報技術)を駆使して旧来の様々なしくみを革新していく。デジタルトランスフォーメーション(DX)への理解度が高まるにつれて、日本の企業・団体でも、バックオフィス系業務の生産性アップにつながる電子承認、および電子決済の導入が進み始めている。

法人向けIT市場において、住友電工情報システムは4月8日、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」の最新版Ver.8.1を発売した。この最新版には、ユーザー間のコミュニケーションを支援する"相談機能"、他システムとの連携を可能にする"Webhook機能"、ログインした地域のタイムゾーンでの"時刻表示機能"など、主に3つの新機能を追加したという。

"相談機能"では、ワークフロー回付中に承認者が、ワークフローシステム上で申請者や他の承認者とチャットでやりとりできる。この機能を使えば、承認者は申請者に不明な点を確認したり、他の承認者との間で情報交換したりすることが、相手を探す手間なく簡単に行える。また、"Webhook機能"では、ワークフロー上で承認や決裁など特定のイベントが発生すると、自動的に他のシステムのサービスを呼び出す――

たとえば、見積書が承認されると自動的にファイルサーバに見積書を保管したり、経費精算の支払いが承認されると自動的に経理システムへデータを反映したりするなど、他のシステムと連携したワークフローシステムの構築が可能となる。既存iPaaSと連携することにより、ノンコーディングでさまざまな要件の連携を実現することもできる。

サーバ設置場所のタイムゾーンに統一され、入力初期値・条件判定用時刻が時差のある状態で表示される従来の課題を解決した"時計表示機能"では、システムパラメータにて設定変更が可能だという。同社は、今後も企業ニーズにあった柔軟性の高いWebワークフローシステムを開発し、顧客に提供していく構えだ。