"X Games"の安全と楽しさは気象ウェブサービスとともに

BMXやスケートボードは雨でその場が少しでも濡れると、意図しない滑りが生じて大変危険な競技となる。空中4~5mの高さに及ぶBMXジャンプトリックは風の強さにも大きく影響される。極限の技を楽しみに大勢が集まるイベントでは、熱中症リスク対策など、観客の安全確保も重要だという。

ウェザーニューズは、X Games Japan組織委員会(XGJエックスモバイルイープラスライブエグザム、CB、グッドスマイルカンパニーJ-WAVE)とサプライヤーパートナー契約を締結。千葉市内のZOZOマリンスタジアムで開催された「X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo」において、気象面からサポートを行った。

同委員会主催の競技・イベントについて、スポーツ大会運営向け気象ウェブサービス「MiCATA」を通して運営関係者に気象情報を提供する。選手や観客にとって安全かつ円滑な大会の実現を目指し、国際的イベントの成功をサポート。同サービスは、天気を味方につけてアスリートや大会の最良の準備を支援するしくみを有する。

これまでサポートしてきた代表選手やプロ選手のフィードバックを取り入れて、必要な気象情報を競技ごとにカスタマイズして提供――、プロチームからアマチュア選手まで様々な競技やチームで活用されているという。同社は、この度日本初開催の上記イベントをはじめとするスポーツ競技の大会主催者に、安全かつ円滑な試合開催が実現できるよう、運営に特化した気象情報を届ける。

代表チームやプロスポーツチームの選手へは、練習~大会当日の健康管理や練習スケジュールの策定に加え、当日の戦略・戦術に活用できる専門的な気象情報を提供する。これによりパフォーマンスの最大化に貢献し、チームや大会に関わるスポーツ全体のサポートに挑む。「MiCATA」は有料版の30日間トライアル、無料版の利用登録もできる。