住まいをDX、安心安全かつ快適な共創型レジデンスを実現する

新型コロナウイルス禍が新しい生活様式の達成、および多彩な物事のデジタル化を促している。昨今、当企業グループでは、ICT(情報通信技術)の活用とオープンイノベーションによる付加価値の高いマンションづくりを推進しているという。

長谷工グループは、来春開設予定の学生寮・シェア型企業寮・賃貸マンションからなる共創型レジデンス「コムレジ赤羽」にて、ICTを駆使した新たな住まいの在り方を提案する。ICTマンション事業の第1弾「Feel I Residence(20年3月竣工、東京都板橋区)」、第2弾「ルネフラッツ谷町四丁目(21年11月竣工、大阪市中央区)」に続く第三弾となる。今度のプロジェクトでは、同社が独自開発したスマホアプリ「まいりむ」を利用し――

顔認証によりエントランスの開錠やエレベーター呼出、宅配着荷通知などができる「非接触認証技術」、カフェテリア・フィットネスルーム・コミュニティラウンジなど共用施設の利用状況が把握できる「混雑状況監視技術」、現地のピンポイント気象情報や地震情報を取得する「環境モニタリング技術」など、ニューノーマル時代に対応した安全・安心・快適な住まいを提供する。

入居者のアイデアを取り入れて発展的にICTを活かす、常にアップデートする住まいづくりにも取り組んでいく。コムレジ赤羽においては、「学生寮」「シェア型企業寮」「賃貸マンション」といった異なる価値観やライフスタイルを持つ人々の豊かなコミュニティ形成と、「集まる楽しさを、自分たちの成長へ」というコンセプトを具現化していく。

建物・住宅設備等から得られる多様なデジタルデータを"暮らし情報"として情報プラットフォーム(BIM&LIM Cloud)で集積・分析し、セキュリティ、情報サービス、見守り、防災などマンションにおける日々の暮らしや保守修繕・建物の長寿命化へ生かすなどして、新たな価値創造を目指していくという。