ECサイトとつながる飲食料品ストッカー、自動で再注文も

IT(情報技術)の浸透が私たちの暮らしや様々な生活手段をより良い方向に変えていく。DX(デジタルトランスフォーメーション)が多様な分野で脚光を浴びている昨今、先進的なIoT技術によって、あらゆるものがインターネットに繋がりつつある。日常生活におけるコネクテッド○○が普及期を迎えている。

そのうえ、高度かつインテリジェントな制御ロジック/プログラム等によって各種デバイスや装置、家庭用電気器具をスマート化していく動きが加速している――。2021年12月24日、日立グローバルライフソリューションズは、インターネットやスマートフォンとデータ送受信する機能を持つコネクテッド家電「スマートストッカー」R-KC11Rを食品の自動再注文サービスに対応させるため、「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」のアップデートを実施した。

同サービスは、顧客が設定することで、対象消費財(特定銘柄のお茶、炭酸水、野菜ジュースなど約50品目)の残量がなくなる前に、Amazon.co.jpへ自動で再注文できる「Amazonスマートリオーダー」に対応したものであり、自動再注文だけでなく、メール等の通知を受けて都度注文することも選択可能だ。このしくみで注文された商品はいずれも常温にて配送される。

冷蔵庫の食材管理をスマートフォンでサポートする「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」に、ストック管理したい食品を登録するとともに、その購入先に「Amazonスマートリオーダー」を登録――「Amazon Alexa アプリ」のダウンロードと各種設定必要――しておくと、「スマートストッカー」R-KC11Rの庫内の2段目と5段目に搭載された重量センサーで食品の重さを検知(200g~15kgで100g単位)し、残量が少なくなったら自動で再注文する。

これにより、同アプリは、"お買い物サポート"機能の活用の幅が広がり、ますます便利になるという。