産業法人向けメタバースを日本国内で推進、共同して市場開拓と普及へ

およそ30年前に米国の小説家N.Stephenson氏が造語した"metaverse"は、コンピュータの創りだした宇宙のことである。今日、カナ書きでそのままあるいは超宇宙などと訳されるそれは3次元仮想空間や当該サービスを包括したもので、アバター等を駆使した事業スペースともなっている。

メタバースを一層進化させる――。あらゆる規模の法人向けリアルタイムコラボレーションと写実的シミュレーションによるプラットフォームにて、ワークフローとプロジェクトを加速するという。

NVIDIAは今月7日、「NVIDIA Omniverse™ Partner Council Japan」の結成を発表した。同カウンシルはOmniverse™ Enterpriseの導入支援を行うための国内団体であり、Omniverse関連ソリューションおよびサポートを提供するパートナー企業で構成される。

参画企業(現在24社)は情報共有によるナレッジの蓄積と向上、エコシステムの構築、さらにプロモーションや啓蒙活動によって、その市場開拓と普及を目指す。E2Eの3Dコラボ&シミュレーション基盤であり、NVIDIA-Certified Systems™上で動作するように最適化されている、Omniverse Enterpriseは、複雑な3Dワークフローを根本的に変革し、チームが3D制作の品質を新たな高みに押し上げることを可能にする。

そのうえ機会費用をかけずに最大限の反復作業を行い、厳しいプロジェクトの締め切りに対応できるようにするという。同カウンシルは今後一年、対象業種・利用用途として、主にメディア&エンターテインメント業界でのCG制作、ゲーム開発におけるマルチユーザー/リモートワークでのレビュー、建築および製品デザインでの3Dビジュアライゼーションとレビューに注力する。国内展開を加速するため、エコシステムの構築にも取り組む。