情報通信
"クラウドへの道"を加速&サポートするサービス登場
が、多様なコンピューティングリソース――データ、アプリケーション、仮想マシン、ネットワーク、セキュリティなどをクラウド環境に移行して再構築するためには、高い技術スキルとノウハウが必要となる。現場では、移行する製品やサービスがクラウドに対応していなかったり、クラウドで稼働させるために追加スクリプトを要したりして、これら技術的課題と煩雑さが、クラウド活用の妨げとなっているのが実情だという。
ネットワールドは、クラウドへのリフト&シフトを加速する新しい技術サービス「CloudPath Services」(クラパス)を今月5日より提供する。同サービスは、既存オンプレミス環境の多様なリソースをMicrosoft Azure、AWS、または(&オンプレ)ハイブリッド環境へ移行することを支援するもので、ワークショップ形式のトレーニング、コンサルティング、移行・構築・アフターサポートなどのサービスメニューで構成される。
同社が従来オンプレミス環境で提供してきた技術サービスの価値をクラウド環境でも提供する。各製品の技術エキスパートが、Azure、AWSの特性を踏まえて、リフト&シフトに付随する様々な課題を解決し、効率的なインフラ構築をサポートする。そのため、Azure、AWSの有資格者を現在の50名から倍増させる。クラウド型デスクトップサービスについても、Citrix CloudやWindows 365への対応などを更に拡充していく。
同社は、適用領域を拡張して3年後に売上比率3割とするクラパスを契機に、"クラウドサービス・ディストリビューター"への転身を図っていく構えだ。