本邦初!公営駐車場をスマートパーキング施設へとデジタル転換

あらゆるモノがネットにつながるIoTが産業・社会インフラに浸透しつつある。IT(情報技術)とデータを活用して、人々の暮らしや世の中のしくみをより方向に変えていくデジタルトランスフォーメーション(DX)が台頭している。

今日、その総合運動公園は、スタジアムや球場、陸上競技場などを有している。各種スポーツ競技大会の開催時などには、駐車場の利用や空車状況の確認のために周辺道路が渋滞し、近隣住民の生活に支障をきたすことが課題になっているという。

四国建設コンサルタントは、オプテックス日本システム開発およびソフトバンクの協力の下、徳島県が試験運用中の鳴門・大塚スポーツパークにおける「駐車場の利用状況」提供のしくみとして、公営駐車場では国内初となる、IoT機器向けのLTE通信規格――狭帯域で低消費電力・広域無線通信を特徴とするNB-IoTを活用したスマートパーキングシステムを納入した(駐車場案内システム実証実験ページ)。

同システムは、駐車スペースに設置したセンサーによって在車状況を検知し、駐車場の空き情報をスマートフォンやタブレット等からリアルタイムに確認できるものであり、オプテックスの車両検知センサーなどを活用したワイヤレス満空管理システムを利用して、そこから得られた在車情報(信号)をソフトバンクのNB-IoTを介して同県の「とくしまIoTプラットフォーム」に送信し、その情報をもとに日本システム開発のWebアプリが駐車場の満空情報を可視化する。

スマートパーキングシステムにより、施設利用者へ駐車場の利用状況を事前に知らせることができれば、会場周辺への車両流入の分散化が図られ、渋滞発生の軽減が期待できる。施設内には駐車場が複数のエリアにあるため、空いている駐車場への誘導がスムーズになり、スポーツ競技大会などの運営においても、誘導に係る人員の抑制や、来場者の利便性向上につながるという。