日本企業のAI戦略策定・AI活用をプラットフォーム×コンサルにて

人工知能(AI)の戦略的活用とガバナンスに関する研究活動を行う。と同時に、国内外のAI専門家とのネットワーク形成を通じて、日本企業のAIによるビジネスの変革と持続的なオペレーションを支援している。

グループ横断型のAIに関する研究組織としてデロイトトーマツグループは今年6月にDeloitte AI Instituteを新設した。そして、同グループのDTCと、DataRobotは今月30日、戦略的連携に基づく協業を開始。DataRobotのソリューションやノウハウと、DTCの幅広く深いコンサルティング能力を組み合せることで、DataRobotソリューションのライセンス販売・導入から導入後のマネジメントまでをカバーする一貫したサービス提供体制を構築する。

両社は、個別のビジネス課題解決やAIツール導入に留まらない、企業全体の経営モデルの変革や社会課題に焦点をあてた「アジェンダドリブン」でのAI活用の導入を加速するとともに、自立自走でAI活用をできる人材開発・組織構築を協力して支援し、日本企業の競争力強化を図る。パーパス(企業の存在価値)実現のための戦略や競争戦略を立案する際に活かされる、AI戦略策定・AI活用アセスメントなどのサービスを提供する。

企業戦略・競争戦略に基づく施策実行やオペレーション上の課題解決のためにデータ分析に基づくインサイトを導出し、分析オペレーション・運用を実行するためのAI PoC・AIツール導入・アドバンスト アナリティクスなどのサービスも提供するという。

DTCと協業するDataRobotは、高度なAIモデルの構築から運用管理までのプロセス全体を自動化するエンタープライズAIプラットフォームと、AIネイティブな戦略的サクセスチームによる全社的なAI活用によるビジネスの成功="AIサクセス"を推進・サポートする「AIドリブン組織構築プログラム」を提供している。