検索エンジン最適化に資する、Webページの表示速度を向上する

ウェブページの表示速度がSEO(検索エンジン最適化)対策に重要なのは既知のことである。昨今、質の高いコンテンツを提供すること、そしてそれとともに、ユーザ体験を向上させるためのウェブパフォーマンス改善がますます重要な取り組みになっていて――

PageSpeed Insights(Googleプロダクト)のスコアがその重要な指標になっているという。アクセリアは今月、同社の「Solution CDN」を利用した場合のPageSpeed Insightsのスコアを検証――「PageSpeed Insightsシミュレータ」で測定した結果を無償でレポートするサービスを開始した。

同シミュレータは、現在配信されているウェブサイトをそのままPageSpeed Insightsで測定した場合と、そのウェブサイトに「Solution CDN」を使って高速配信とコンテンツ最適化を行った場合のスコアを一定期間(標準7日間)、定期的(毎時)に測定した結果をレポートする。同CDNでは、ページ表示速度を向上させるために、大規模ネットワークからの高速配信、画像のWebP変換、HTML/JSS/CSSの最小化、各種ヘッダーの調整をする。

測定したときの様々な条件によって変動する数値を、すべての曜日と時間での結果を測定し平準化するため、その平均値がレポートされる。スコア改善が見られない場合は設定をチューニング:通常は配信と最適化の設定はすべての測定において同じものを使用するが、ウェブサイトにあわせた設定にチューニングする試みを行い、よりリアルにCDNによるスコア改善の効果を実感することが可能(省略する場合がある)。

既にCDNを利用している場合でも測定が可能である。同シミュレータで測定した結果スコアが改善された場合には、何らかのチューニングを施すことによって、このように性能改善できる可能性のあることがわかるという。