アプリで自分仕様にアップデートできる! IoT調理家電が今秋登場

小世帯の増加などにより、生活体が多様化している。いま、日本では「標準世帯」向け商品・サービス以外の選択肢が求められている。新しい生活様式が定着する中で、本当に必要なものを選んで暮らしを再設計する人も増えている。

昨年7月の調査(N=14,664)で上記状況が明らかになった。そして今年6月の調査(N=469)では、ライフステージやライフスタイルによって調理に関する価値観は様々であり、調理家電に対しては、多機能を使い料理のレパートリーが増やせることへの期待が高い一方、シンプルな機能やデザインを求める声も多いことがわかったという。

パナソニックは、よく使う機能に絞ったシンプルな家電を、アプリと連携することで自分仕様にアップデートできるIoT対応「マイスペック」調理家電2機種――基本機能搭載の商品でありながら、自分にとって必要な機能を選んで、後から追加できるオーブンレンジ「ビストロ」と、炊飯と調理の1台2役で、本体に登録する炊飯コースのカスタマイズや、調理メニューを追加できるIHジャー炊飯器「ライス&クッカー」を、9月1日に発売する。

購入後に必要になった機能は「キッチンポケット」アプリや別売アタッチメントで入手できる。年代や家族構成、志向の変化に応じて機能更新すると料理のレパートリーがひろがる。最小限の操作を可能にするUIデザインで、使用する機能に簡単アクセス。すっきりした操作部でキッチン空間になじみやすいノイズレスなデザインといった特長も備えている。

マイスペック調理家電では、気に入ったメニューを機器本体に送信して調理できる。「DEAN & DELUCA」監修のコラボメニューを含む新たなメニューを随時配信予定。トレンドを捉えたメニューで多様な食のニーズに対応するという。同社は、手軽で豊かな日々の食事作りを支援し、顧客一人ひとりのくらしに寄り添い、「おいしいの笑顔」を創出していく考えだ。