飲食店舗運営DX、店内・店外オーダーの仕組みを新たにして

情報技術を浸透させて既存の仕組み等をより良いものにする、デジタルトランスフォーメーション(DX)が普及しつつある。昨今、多様な飲食スタイルやデジタルツールを効果的に活用した店舗運営など、新時代に対応する新たな飲食店フォーマットを検討している企業の声を多く聞くようになったという。

セイコーソリューションズは、新開発した飲食店向けオーダリングシステム「MONSTERA-Relier(モンステラ・ルリエ)」を5月27日に発売した。これは高い評価を得ている「MONSTERA」の堅牢性や柔軟性を踏襲し、モバイルオーダーやセルフオーダーなど、各種アプリやクラウドサービスとの連携により、時代にあった飲食スタイルと飲食店のデジタル戦略にマッチした店舗プラットフォームとして活用できる仕組みだという。

【スタッフ用オーダー入力にはiOSアプリを提供】従来型の専用ハンディターミナルではなく各種業務アプリに対応可能なスマートデバイスによるオーダー入力を実現。【各種アプリやクラウドサービスとの連携】来店者が店内タブレットで注文する「Linktoセルフオーダー」や自身のスマホ経由で注文できるLinktoモバイルオーダー各種、それら経由でのオーダー情報を閲覧できる「情報参照ツール」など多様な飲食スタイルを支援するサービスと連携可能。

さまざまな結びつきを演出するモンステラ・ルリエはまた、【お店の運用を止めないノンストップシステム】クラスターコントローラで2装置を常時相互監視する冗長化を達成。【店舗規模や用途にあわせた柔軟なシステム構成を実現】マルチプリンターとスマートデバイスだけの最小構成から多層階レイアウトなどの大規模構成まで柔軟にシステム構築が可能といった特長を備えているという。

同社は、これからもシステムやアプリケーションサービスの拡充を進め、飲食店や飲食店に来店する顧客の満足度向上に貢献していく考えだ。