デジタル業務環境を多角的に見える化、改善と最適化をサポートする

IT(情報技術)の浸透が様々なしくみをより良い方向に変えていく。デジタルトランスフォーメーション(DX)の文脈で各種業務におけるペーパーレス化をはじめ、PCやスマートフォン、タブレット端末の利用が進んでいる。なかでもPCは、業務ツールとして標準かつ中核的なものとなっている。

今日、企業・団体における人と人とのコミュニケーションはPC上で行われる、いまやPCは、働く人の活動を支える最も重要な知能的デバイスだという。ソリトンシステムズは、「誰が」「いつ」「何を」しているかを明らかにし、多様化する業務環境を「可視化」、その改善や最適化を支援する新サービス「InfoTrace 360」の提供を24日に開始した。

同サービスは、「従業員の活動状況の把握」「業務環境の可視化」「情報漏洩対策」といった視点での分析レポートを備えていて、様々な角度からそれらを可視化する。PCのログイン時間や利用状況をもとに従業員の働きぶり――超過労働や生産性の低下など、テレワーク環境における課題の発見を支援する。Web会議やビジネスチャット、Officeアプリ、オンラインストレージなどの利用状況、無線LANへの接続状況などを見える化する。

利用頻度に基づいた各種ツールのコスト削減およびリソース増強に役立てられる。同サービスでは、印刷やリムーバブルディスクでのファイル持ち出しだけでなく、Webブラウザやコミュニケーションツールによる持ち出し等を把握でき、USBデバイスの利用制御も可能となる。

働く環境がオフィス内だけではなく、様々な場所に分散している状況下でも、情報管理の状況や勤務実態、働く環境を把握できる。新サービスによって、企業・団体の「デジタルワークプレイス戦略」を支援する。同社は、今後も上記サービスの拡充、発展を続け、更に変化していく働く環境とデジタル化に伴う変革に沿う形でサービスの開発を推進していくという。