NVIDIAは今月11日(米国西海岸時間)、世界の大手メーカーからRTXプラットフォーム「GeForce RTX™」を搭載したノートPCが次々と登場し、わずか799ドルからの価格で、数千万人のゲーマーおよびクリエイターがRTXリアルタイムレイトレーシングとAIベースのDLSSを活用できるようになるとした。
「NVIDIA ReflexによりノートPCでも低遅延のeスポーツが可能に」「NVIDIA Broadcastのビデオ会議とライブストリーミングにAI活用の新エフェクト」「新しいNVIDIA RTX StudioノートPC」を実現する。同プラットフォームでは、専用のRTとTensorコアを搭載したAmpereアーキテクチャを利用できるようになる。RTX30シリーズを搭載したノートPCのモデル数も140へと拡大している。
薄くて洗練されたデザインに驚異的な性能を秘めたそれらは、1080pで毎秒60フレームの滑らかさで『Minecraft RTX』や『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』などのプレイを可能にする。クリエイターは各種アプリでDLSSアクセラレーションを体験できる。アーティストが自身のデザインをリアルタイムに可視化――。レイトレーシングによるシーンのレンダリングが終わるまで待つ必要はないという。
GeForce RTX30シリーズのノートPCが同日よりAcerやASUS、Dell、HP、Lenovo、Razerなどで発売され、RTX3050Ti/3050を搭載したノートPCは今夏に発売予定とのことだ。