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事例!法人向けITシステムサービスの営業パイプラインを見える化
営業管理システムから取り出したデータを、各営業担当者が自ら表計算ソフトを使って加工・分析して案件管理を行っていた。作業に時間がかかるうえアウトプットの表現力も限られていた。タイムリーに商談状況を把握し、それを営業活動に生かすことが難しい状況だったという。ITシステムの総合サービスを展開するKELは、ウイングアーク1stのBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」を導入した。
「テンプレート化された営業ダッシュボード」、「1つの画面内にさまざまな情報を表示できる表現力」、「収集した対象データをアウトプット形式に合わせて加工や結合、クレンジングなどを行うデータプレパレーションのアウトソースによる作業負荷軽減」を決め手として、昨年9月に導入を決定してからわずか2ヶ月後の11月、営業現場での意思決定につながるデータを視覚的にする週次および月次のダッシュボードが完成し、社内利用が開始された。
KELでは、週次のクロージングオペレーションのダッシュボードをパイプライン管理に活用。各営業担当者は売上目標の達成度をグラフで直感的に理解でき、役職者は数値ベースで適切なアドバイスを行えるようになった。マンスリーレポートのダッシュボードでは、実績や着地見込みを時系列で把握でき、データの推移や昨年実績との比較など、俯瞰分析ができるようになった。
さらに、自社でダッシュボードを構築できるスキルの取得に積極的に取り組むとともに、基幹システムのデータの可視化を検討しているという。詳細情報はウイングアーク1stの導入事例サイトにある。