日本はもちろん世界196の国と地域でIoTビジネスが展開できる

産業および社会インフラから医療・ヘルスケア分野に至るまで、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の市場が拡大中である。昨今、世界規模で、IoTデバイスからのデータ収集に必要となるネットワークの重要性はますます高まっている。

そこで2019年に海外利用を中心とした「IoT Connect Mobile®」、20年に日本国内利用向けサービス「Arcstar Universal One モバイル」「OCN モバイル ONE for Business」などにおいて、フルMVNO基盤への対応と同基盤を活用したeSIMの提供により、付加価値の高いIoT向け通信サービスを展開してきたという。

NTT Comは、グローバルなIoTビジネス展開をサポートするモバイル通信サービス「IoT Connect Mobile® Type S」を2月25日より提供する。このサービスは、日本を含む世界196の国・地域にわたって利用できるため、顧客の広域的IoTビジネス展開をサポート可能――。同社のデータ利活用プラットフォーム「Smart Data Platform」におけるデータ収集機能を担うネットワークとして、IoT機器とクラウドとの簡単かつセキュアな連携を実現する。

すでにリリースしている上記サービス群におけるIoT向けの機能を集約し、さらに利便性を高めた。今回の新サービスは、「グローバルなIoT基盤を低廉な価格で実現」、「ポータルを通じた柔軟なサービス構築に対応」、「お客さま自身によるサービス管理を容易にする『パートナー機能』」といった特長を備えているという。

同社は事業ビジョン「Re-connect X」にもとづき、生活者・ビジネス・社会を、安心・安全かつ柔軟に「新たな価値でつなぎなおす」ICTサービス・ソリューションを提供し、ニューノーマルの世界におけるサステイナブルな未来の実現に貢献していく考えだ。