本当に信じられる"つぶやき"データの活用をうながす

ソーシャルネットワークが政治を変え、新たなビジネスや文化を創る時代となった。いま、「情報を制するものは世界を制する」なんていってそのアプリをクリックすれば、人類におけるすべての話題――著名人やワンニャン、コンピュータウイルス対策情報やコロナワクチンの学術論文にだって触れることができる。

そこにある情報やサービスの真贋を見抜けるならば、これほど便利なツールはないと筆者のような一ユーザーは思う。現在、Twitterのデータを活用したサービスが市場に多くあるが、残念ながら、開発者ポリシーに違反して提供されているサービスが多数存在している。Twitterデータを活用したサービスを利用するエンドユーザーが、開発者ポリシーに違反して提供されているサービスとは知らずにそれを選択しているケースも多数あるという。

NTTデータは今月15日、米Twitter社の最上位のTwitter Official Data Partnerとして、公式かつ健全なTwitterデータ活用の普及を推進するため、「Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)認定サービスプログラム」を開始する。同プログラムは、NTTデータの当該サービスを通じてTwitterデータを利用している企業・団体のうち、規定の条件を満たす法人のTwitterデータサービスを公式と認定するものだ。

認定されたサービスは、正式な契約に基づくTwitterデータの利用であることが証明され、その役務に対して、認定サービスバッジが配布される。同バッジは、Twitterデータを活用するサービスにおける各種プロモーションに利用できるという。

NTTデータは、Twitterデータ活用のさらなる発展に向けて、今後"Twitter API v2"の公開に対応し、Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)もアップグレードしていく構えだ。