オンラインで迅速に、半導体チップの組合わせや評価ボードを試験する

デジタル環境が急速に進化している。昨今、各メーカーは製品を短期間で市場投入するために、設計の加速が求められているという。

ルネサスは21日、同社のマイコンやMPUの評価ボードや、複数のチップの組み合わせを提案するウィニングコンビネーションのリファレンスボードを、オンラインでテストできるリモート開発環境「Lab on the Cloud」を開設した。同環境はインドTenXer社のプラットフォームを利用していて、365日、24時間アクセス可能であり、ユーザは評価ボードを物理的に入手して設計を開始する前に、オンラインで素早く開発検討を始められるという。

直感的なGUIによる設定が可能で、結果は動画などで見られる。ソリューションに対するオンラインサポートも提供される。Lab on the Cloudでは同日より、「MPPT付きソーラー充電ボード」、「入力電圧20V以上のアプリをサポートするターボブースト搭載USB PDボード」、「産業用長距離アナログ信号通信用4~20mA電流ループリファレンスボード」、「温度・湿度・光・空気質・測距等のマルチセンサ搭載Arduino用Shieldボード」

SOTB™採用の超低消費電力なArm® Cortex®-M0+搭載マイコンREファミリ評価ボード」、「単層電子式メータリファレンスボード」、「スーパーキャパシタバックアップ付き電力メータソリューション」、「AIによる物体認識や画像処理などのHMI開発に最適なRZ/G2 MPU搭載SMARC 2.0リファレンスボード」、「RA2A1マイコン、照度センサ等搭載の照度監視用リファレンスボード」といった人気の高い9種類の評価ボードを利用可能とした。

同社はより多くの評価ボードを利用できるようにする予定であり、プロセッサ+アナログ+パワーなど同社製品の最適な組み合わせ「ウィニングコンビネーション」を提案している。