ディープイシューを科学技術の集合体ディープテックで解決するコンセプトを進化させ、8領域で課題解決を目指し、各領域のグランプリを開催してきたTECH PLANTERの活動の中で、どの分野のベンチャーもAIを自社事業に取り入れる重要性が高まりつつあるのに、多くは自社AI開発や実証実験のリソース不足に直面していることを発見したという。
リバネスとエクサウィザーズは今月23日、ディープイシューの解決を目指す「課題解決型AIサポートプラットフォーム」を開始した。後者は前者が開催した20年度のTECH PLANTERにおいて、「第3回メドテックグランプリKOBE」と「第1回ケアテックグランプリ」にパートナー企業として参画し、各グランプリで連携が期待されるベンチャーに、企業賞を授与した。
同プラットフォームでは、両社がベンチャーや研究者とチームとなり、社会や企業が抱えている課題を解決するためのAI実装を進めていく。サイエンスブリッジコミュニケーター®︎であるリバネスが、ディープイシューの解決を目指すベンチャーや研究者を発掘し、課題解決への道筋を共に設計。AIの社会実装を手がけるエクサウィザーズが、ベンチャーや研究者の持つ技術を発展させるAIサービスを共同開発。課題を紐解きながら、AI実装に取り組む。
両社は今後、各ベンチャーや研究者とともに、世界のディープイシューの解決を目指し、AIを活用した新たな事業・サービスの展開に挑む。教育や人材育成などの領域にも同プラットフォームを拡大し、地球貢献につながる仕組みづくりに注力していく考えだ。