スマートスタジアムの実証、安全安心と快適をデジタル技術で

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はいまだ終息の見込みが立たない。人々の暮らしと働き方が大きく変わった。withコロナ時代に、経済を動かすためにも、人が集まる場所での効果的な感染症対策が求められている。

人々が多く集まるスタジアムでは、感染症対策を万全にし、来場者が集まりたいと思える安全・安心な環境を作ることに加え、接触機会を最低限にしつつ質を落とさない、おもてなしの実現が課題になっているという。楽天ヴィッセル神戸NECは今月15・18日、顔認証や映像分析技術を活用し、ニューノーマル時代における安全・安心かつ快適なスタジアム観戦の実現に向けた実証実験を、ノエビアスタジアム神戸で行う。

一般来場者向けに、映像分析技術を用いた観戦時マスク未着用の検知と、売店前・トイレ付近での混雑度モニタリングを実施。いずれもリアルタイムで、マスク未着用の検知時にはスタッフがその着用を案内し、混雑度の閾値超え検知時もスタッフが誘導することで、混雑緩和を促し密状態を回避する。メディア向けには、事前登録者を対象に、顔認証技術×サーマルカメラで、来場受付と体表温度測定を非接触かつスムーズにする。

実証に参加するプレミアムソシオクラブ(PSC)会員は来場時に顔画像を登録。これによりマスク着用のまま、1階PSC会員エントランスエレベータ前、PSC会員エントランス出口にあるサイネージのカメラで個人が認証され、個別のWelcome/Thanksメッセージが表示される。同会員ラウンジでも、手ぶらで受付される。PSC会員の来場や受付をスタッフに通知し、おもてなしに活用するという。

より便利で快適な観戦環境づくりを目標に、「スマートスタジアム構想」を加速するヴィッセル神戸は、今回NECとともに、更なる安心・安全なスタジアムを実現していくという。実証内容は「NEC Visionary Week」にて紹介される。