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事例!納品書のペーパーレス化で人員1/10、業務効率を大幅アップ
「納品書の発送は(労力等の観点から)週2回しか行っておらず、顧客の手元に届くまで時間を要していた」「納品書の発行件数は約50,000件/月にも及び、作成や発行に充てる時間は(上記体制で)毎日1時間、年に4,900時間にも上り、大きな負担になっていた」「紙やインク代、プリンターの維持費、人件費など、納品書発行にかかる総コストは年間約1億円もかかっていた」という。
電気設備に関するさまざまな商材の供給を中心に、商社の枠を超えて自社製品の開発も行う電設資材の専門商社――因幡電機産業の電材カンパニー部門は、請求書や納品書などの帳票発行業務を自動化できる「FNX e-急便WEB発行サービス」を活用し、納品書のペーパーレス化を実現した。クラウド型の同サービスを提供するTIS INTEC Groupのネクスウェイは16日、今回の導入事例を同社情報サイトに公開した。
因幡電機産業は今年6月に「e-急便WEB発行サービス」を導入。順次納品書を電子化することで、「WEB発行の納品書は仕入先から伝票が届いた翌日に発行できるようになり、納品書発行スピードが大幅アップ」「郵送する納品書が減り、発送作業担当は1/10(5名)に減り、大幅なコスト削減を実現」
「紙の納品書を希望する顧客には、『e-急便WEB発行サービス』の送り分け機能を利用することで、原本の郵送も本社にて一括管理、発送できるようになった」「48%の納品書の電子化を実現した」「当社が目指すペーパーレス化を牽引する取り組みとなった」とする、因幡電機産業は、80%の電子化を目標に、今後ペーパーレス化の取り組みを加速させ、さらなる業務効率の向上を目指すとのことだ。