映像とIT・FAシステムを統合連携して相互に制御する

社会・経済活動のデータ化によって大量に生みだされる。ビッグデータは、ネット経由で各種情報を集約し、そのかたまりの意味を分析もしくは中身を解析し、その潜在力を活用してこそ新たな価値創出につなげられる。第四次産業革命の推進役であるIoTも然り。

日本でもIoTとそれが創出する膨大なデータを分析するAIの導入・検討が盛んになりつつある。昨今、IoTを統合する基本システムは既に市場に様々な規模のものが出ているけれど――という。図研エルミックは7月28日、監視カメラなどから得る映像デ一タと、BIツールやIoTシステム、FA機器などから得る多様な情報とを簡単に連携させる、映像連携プラットフォーム「FA Finder」をリリースした。

統合するツールやシステムの違いを問わず簡単に映像情報と連携できること、連携により相互に制御が可能になることがFA Finderの特長だという。同社は、チョコ停検出記録システムなどの製造業向け映像連携システム製品の基盤技術としてこれを提供していたが、この基盤技術と他のしくみを連携すると、withコロナ時代に必要な省人化・自動化に役立つため、機能強化かつ独立した製品として販売することを決断。

映像×生体情報=遠隔医療システムや、監視カメラ映像×(人認識、入退室管理)=動線改善システムなどに貢献する。FA Finderは接続用アダプターやAPIにより、異なる形式のIoTデバイスやAI、ユーザーの既存設備とカメラ映像を簡単に連携して、イベントをトリガーに所要情報をカメラが自動収集(複数カメラの同期再生が可能)。IPレイヤで情報セキュリティを確保し、ブラウザで操作するので遠隔地等での活用もできる。

これをIoTシステムベンダーや企業の設備・システム部門に提案していくという。同社はFA Finderを「生産システム見える化展」と「産業オープンネット展WEB展示会」で披露する。