主要パブリッククラウドでも世界標準規格のネットワーク運用を実現

情報の「機密性」、「完全性」、「可用性」を保護するための体系的なしくみである。情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)は、技術的対策だけでなく、従業員の教育・訓練、組織体制の整備なども含んでいる。

JIPDECがそのように説明しているISMSに関する国際規格として、"ISO/IEC27000ファミリー"がある(参考PDF資料)。今月22日、エクストリームネットワークは、接続の自律・洞察・保証を実現するExtremeCloud IQ™Amazon Web ServicesGoogle Cloud PlatformMicrosoft Azure上で完全に運用可能になったことを発表した。

これにより、主要なパブリッククラウドならびにプライベートクラウドとオンプレミス環境でISMS要求事項を規定した"ISO/IEC 27001"認定のクラウド管理・実装を同時提供する、唯一のクラウドネットワーキング企業になったという。同社は、顧客に前例および比類なき柔軟性と選択肢を提供する、業界初の企業としてリーダーシップを確立していくことを誇る。

AWSではエクストリームとすべての競合他社、GCPではエクストリームのみ、Azureでもエクストリームのみが競争相手となる。ExtremeCloud IQの契約者は、機能的ニーズと企業ガイドラインに基づき、異種プロバイダー間でオペレーションを移動できるようになる。12か国、5大陸にある16データセンターでは現在、100万台超のデバイスが、継続的な運用が可能なクラウドプラットフォームで管理されているという。

7月1日以降、すべての新しいExtremeCloud IQ Pilot契約者は、サブスクリプションの有効期間中、データへの無制限のアクセスが可能となる。既存契約者は今年中に、業界の新しい標準となるデータアクセス無制限プランにアップグレードされる。