緊急事態宣言の解除によって、それまで停止していた経済・社会活動が再開されつつある。外出する人の増加も想定され、COVID-19流行の第2波に備える必要がある。6月1日、Yahoo! JAPANは、同社が提供する各種サービスにおいて、unerryが運営する「お買物混雑マップ」の情報をもとに、スーパーマーケットや薬局など全国約28,000店(5月末時点)の近辺の混雑状況を表示、確認できる機能の提供を開始した。
「新しい生活様式」(政府PDF資料)に記載されている「買い物は1人または少人数ですいた時間に」の実現に向けた、ユーザーの混雑を避けた日用品ショッピングに役立ててほしいという。同機能は、過去1週間の曜日・時間帯別に、スーパーマーケットや薬局周辺の混雑状況を、「Yahoo! MAP」と「Yahoo!ロコ」では図で、「Yahoo!地図」「Yahoo!検索」ではアイコンと文字で表示する。
ビーコンバンクソリューションを展開するunerry提供の統計データを活用し、最も混雑している1時間あたりの人数を基準に営業中の1時間ごとの状況を「混雑」「通常」「緩和」に分類して表示する。これにより、ユーザーは過去の混雑状況を参考にし、空いている曜日と時間帯を知ることができる。混雑を避けた買い物に活用可能だという。「Yahoo! MAP」と「Yahoo!ロコ」では最大8日間の状況を表示する。
Yahoo! JAPANは「新しい生活様式」の推進を支援し、ユーザーの混雑回避行動をサポートするため、これからも一層のサービス向上に努めていく構えだ。