リモートワーク、およびオフィスで働く人と環境を"見える化"する

緊急事態宣言が解除された。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はしかし"終わり"が見えない。第2波襲来の危険性が大いにある。日本において、企業・団体は、在宅勤務をはじめとしたリモートワーク体制を維持あるいは一層発展させていく必要がある。

今、「人を探す」「人とつながる」スピーディーなコミュニケーションが業務に求められている。一方で、オフィスに出勤せざるを得ない業務を抱えた従業員が万一感染した際の、感染経路の特定方法が課題となっていて、出勤状況の把握は不可欠だという。SCSKは、BLE(低消費電力ブルートゥース)タグとIoTネットワークを使用して働き方の見える化を支援する、月額課金制のクラウドサービス「CollaboView」を5月29日に開始する。

COVID-19のパンデミック下に限らず、新しい働き方が求められる状況において、従業員の安全性を高めるとともに、コミュニケーションとコラボレーションを活性化する。「CollaboView」は、コミュニケーションをはじめとした働き方のさらなる向上によるイノベーションの創出を支援し、社員がいきいきと働く環境づくりを行うことで「お客様のコラボレーションを最大限に高めたい」思いから生まれたものだという。

使い慣れた"Microsoft 365"とも連携し、BLEタグと独自のIoTネットワークでオフィスの人・モノの位置情報を収集し、オフィスで働く人と環境を可視化する。同サービスは、探し相手との「タイムリーなコミュニケーション」、フリーアドレス席・会議室・エリアごとの状況や環境等と備品の所在をベースした「オフィスの有効利用」、リモートワーク中の社員の勤怠および状況を確認してコミュニケーションにつなげる「働き方の見える化」などを実現する。

SCSKは、同サービスによって、「いきいきと活躍できる社会の実現」に寄与していく考えだ。