企業の業績予測、コロナウイルス禍の影響をAIにてレポート

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が止らない。世界ではいま、国や自治体、企業や市民らによるパンデミックの収束に向けた様々な努力が続けられている。一方で、COVID-19による経済への悪影響が、かつて見たことも無いほどの規模で懸念されている。

経済の未来をスコアで評価するSaaS型AIサービス「xenoBrain」を提供するゼノデータ・ラボは4月24日、COVID-19拡大による企業業績への影響分析をサポートするため、日本国内の上場企業が受ける影響予測を企業ごとにまとめた資料「新型コロナ業績影響AI予測レポート」を自動生成、ダウンロードできる機能をリリースした。同レポートの一部は同日より、期間限定の特別サイトにて無料提供されている。

今回の新機能では、1日5,000本のニュースと全上場企業の開示資料を、独自の自然言語処理及び機械学習ベースAIにより解析。新型コロナの影響について企業ごとの予測を1つのPDFレポートとして提供する。COVID-19により業務が激増している会社や取引先、投融資先等のリスク分析担当者をサポートするため、情報共有をより迅速に行えるよう、ダウンロードしたレポートは顧客社内に限り無制限で共有可能とされている。

今期の3月決算企業の決算ピークシーズンでは、会社計画を発表できない企業が多くなることが予想され、取引先や投融資先等の今後の見通しがより不明瞭になる中で、企業の将来業績を見通すサポート情報としても活用できるものになるという。新型コロナ業績影響AI予測レポートは、「xenoBrain」の企業ページ上でダウンロードボタンを押すと自動生成され、ダウンロードされる(サンプル:日立製作所版)。

現在、ゼノデータ・ラボでは新型コロナウイルス影響分析担当者を支援するために、期間限定で特別プランを用意。当該プランの詳細資料は同社の案内ページから入手可能だ。