ものづくりプロジェクトの管理を柔軟かつ効率的にしてコラボも実現

さまざまなテクノロジーが進展している。昨今、製造業においては、製品開発が大規模化・複雑化している一方で、多様なユーザーの声を取り入れながら新製品をタイムリーに市場投入する、機動的な"ものづくり"への要求が高まっている。

ただ製品を提供するだけでなく、付加価値の高いサービスも届けることによって、顧客エンゲージメントを高めていく"コトづくり"への転換が急がれている。今日の製造業では、設計・開発部門、マーケティング・営業部門、企画・デザイン部門、保守・メンテナンス部門などあらゆる社内組織が柔軟かつ効果的に連携する――その仕組みの構築が、重要な経営課題になりつつあるという。

ISIDは、米国Wrike社よりグロバールなコラボレーションプラットフォーム「Wrike」の提供を受け、同プラットフォームをISIDの製品開発支援ソリューション「iQUAVIS」の新たなラインアップとして今月19日、製造業向けプロジェクト管理ソリューション「iQUAVIS-Wrike」の販売を開始した。世界20,000社以上で採用されているWrikeの全機能に加え、iQUAVISとのシームレスな連携を実現するという。

iQUAVIS-Wrikeは、iQUAVISで日程やリソースの整合を取りながら作成した最適な開発計画を、日々の個人作業に落とし込み、その進捗情報をiQUAVISに反映することを可能にする。全体計画と個人作業がシームレスに繋がることで、柔軟で効率的なプロジェクト管理を具現化する。優れたチームコラボ機能、直感的なUIとマルチデバイス対応クラウドサービスにより、様々な部門の関係者間での円滑なコミュニケーションを図れる。

場所や利用環境を選ばず協働することを支援する。新ソリューションのコラボ機能は、設計・開発部門における業務効率化に留まらず、全社的な働き方改革の推進、新しいワークスタイル創造に寄与するという。