サーバー上で指紋データをまとめて管理する

AV・オーディオ機器、パソコン、そしてスマートフォンへと、世の中のデバイスの主流が変遷し、ハードウェアだけでなく、アプリケーションの高度化が求められている。近ごろ、Wi-FiやBluetoothといった無線技術も市民権を得た感がある。

そこで様々なITの開発、納品実績があり、昨今はクラウド連携などの強みを活かしたIoTデバイス及びシステム開発体制を整えているという。ラトックシステムは、指紋情報の一元管理が可能な指紋認証システムソフトウェア「OmniPass Enterprise Edition V4」サーバーパックと、クライアントライセンスを今月下旬より販売する。同ソフトウェアは、社内ネットワークに接続したPCで、指紋認証によるログオンや暗号化データの共有を実現する。

暗号化ファイルの作成/復元などで、本人認証を確実にするうえ、個々のパスワード管理のわずわしさを省くという。同ソフトウェアは「指紋情報データベースをサーバーで一元管理」、「指紋認証をパスワード入力の代替として利用」、「指紋認証によるファイル・フォルダーの暗号化でデータ保護」、「ActiveDirectoryアドオンで簡易な管理/運用を実現」、「イベントログによる管理が可能」、「小規模から大規模システムまで柔軟に対応」

Windows Server 2019 / Server 2016 / 2012 R2 /2012に対応していて、ActiveDirectoryが起動しているサーバーPCやAD LDS(ADAM)へ導入でき、クライアントOSとしてWindows 10とWindows 8.1(32bit / 64bit)を対象にしている。

同社製USB指紋センサーSREX-FSU4G / SREX-FSU4GTSREX-FSU3SREX-FSU2によって、パスワードやカードより安全かつ確実な認証を具現化するという。